古都 KAMAKURA

保土ケ谷駅から電車で25分、かつて鎌倉幕府が置かれ、日本の政治の中心として栄えた鎌倉に着きます。南を海、ほかの三方を自然豊かな山に囲まれ、たくさんの寺社仏閣があります。横須賀線が開通した明治半ばからは温暖な気候と美しい風景を持つ保養地・別荘地として、島崎藤村、夏目漱石、芥川龍之介ら多くの文化人が暮らし、文化の町として発展してきました。

鎌倉のシンボルで国宝でもある高徳院の鎌倉大仏は台座を含めると高さ13.35メートル、重量は121トン、1252年に造立が始まったとされ、現在でも多くの観光客を魅了しています。また、鶴岡八幡宮は幕府、鎌倉ひいては東国武士の守護神として信仰されてきました。正月三が日に初詣に訪れる人の数は250万人と言われています。

江の島

湘南を代表する景勝地で、葛飾北斎の「富嶽三十六景」にも描かれ、江戸時代からの庶民の行楽地として知られていました。明治から昭和にかけても観光地として発展し、1964年の東京オリンピックではヨット競技会場にもなったマリンスポーツの拠点でもあります。
鎌倉駅から「江ノ電」として親しまれる江ノ島電鉄を使って23分で江の島に着きます。鎌倉高校駅前の踏切はマンガ「スラムダンク」のアニメのオープニングで描かれた踏切としてアジア人観光客の「聖地」ともなっています。

逗子

逗子マリーナのヨットハーバー、高い椰子の木、大きなフェニックスなどの並木道は日本にいながら海外を思わせます。晴れた日には富士山を背景にマリンスポーツを楽しむ人でにぎわいます。

横須賀

江戸時代末の黒船来航の地であり、戦後はアメリカ海軍も駐留する港町です。「YOKOSUKA軍港めぐり」や「どぶ板通り」「よこすか海軍カレー」「ネイビーバーガー」など、日米の歴史と文化の融合を体感できます。「猿島」や「観音崎公園」「ソレイユの丘」などの自然豊かな景勝地に恵まれ、「ヴェルニー公園」や「海辺つり公園」など海に面した公園も華やかです。