七夕(遅ればせながら)

 すっかりご報告が遅れてしまいましたが、それぞれのクラスで時間を取って、七夕のお話を学習し、飾りをつくりました。

 「N2に合格したい」「日本で仕事をして、家族を呼びたい」…様々な願いを、先生のサポートを受けながら書いて、笹に括り付けます。飾りは、前もってある程度加工してある折り紙(?)等を買ってきたのですが、完成させる作業を見ていると各人の手先の器用さやカンの良さがうかがえ、興味深いものでした。

 織姫と彦星の物語のようなお話は中国周辺の国々にもありますし、星に願いを託す文化も広く存在します。

 そんななか、毎年留学生たちを戸惑わせるのは短冊を書く際の「縦書き」。テキストやノートも横書きが普通で勉強してきた彼らが最初に「縦書き」に触れる機会と言ってもいいのが、この活動です。

 今年も、偏と旁を縦に並べたり、自身の名前の伸ばし棒「ー」だけが縦ではなく横になっていたり等など興味深い”傑作”が見うけられました。